千葉銀行名で送られてきたCD-ROMをインストールすると、数百万円が勝手に送金されるという事件が発生したらしい(毎日新聞 11/2)。被害に遭ったのは、インターネットバンキングのサービス「Web-EB」を利用している3法人だという。金融庁も注意を呼びかけている模様。
「振り込め詐欺」なのか「フィッシング詐欺」なのかも曖昧な新手の詐欺だが、CD-ROM送付という「コストをかけた」詐欺というところに執念を感じる。ここまでされたら、騙される方が悪いとも言ってられない。
ただし、今回のターゲットが法人だったことからわかるように、それだけのコストをかけるだけの価値がある相手を狙っているものと見られる。個人顧客相手に無差別に狙う可能性は低いのではないか。
昔から結婚詐欺とか詐欺師は活躍していたが、近年ほど「詐欺」が横行している時代も珍しいのではないかと思ってしまう。「知能犯罪」と言うにはあまりにも簡単な手口ではあるが、時勢を捉え、手を変え品を変え新たな手法を繰り出してくる犯人グループの「本気度」は相当なもののようだ。裏社会の人間がこぞって手を出してきているのか。