「個人情報保護法」を楯に、情報公開を拒むケースが増えてきている。何でもかんでも個人情報だと言って「法令遵守」をいいように利用しているようだ。また、個人情報とプライバシーを履き違えている場合も多いようである。
?と思われる事例は、国民生活センターにも苦情としてかなりの数が寄せられているようだ。「責任者の連絡先を教えない」「保育園での写真販売の中止」「連絡網にクラス全員の連絡先がない」などが挙げられている(INTERNET Watch 11/10)。こうした事例は、公共サービス、医療現場、教育現場などに特に多いような気がする。ますます閉鎖的な社会になり、人と人とのつながりが希薄になるような方向に拍車がかかっているのではないか。
日頃は個人情報の取り扱いに無頓着、都合の悪い時だけ個人情報保護に熱心――そんな事態だけは避けてもらいたい。