Winnyウイルス感染史:トピックス:セキュログ―セキュリティの最新動向
COMMENTS
(2006.01.21)
Winnyウイルス感染史

昨年10月、Winnyを媒介して感染する「Antinny」駆除ツールをマイクロソフトが公開し、20万以上のAntinny駆除に成功した、と同社及びTelecom-ISAC Japanが発表したのがその1ヵ月後(INTERNET Watch 2005/11/21)。通信量も大幅に減少したと言われていたが、今年に入ってもWinny事件は続発している。

改めて危機管理を促す一助となることを目的として、Winny事件を遡って見ることにする。

<2006年>
 1/19筑波大学学生個人PCがWinnyウイルスに感染し、患者の診療情報が流出
 1/17三井住友海上火災、業務委託先社員所有PCがWinnyウイルスに感染し、顧客情報590名分が流出

<2005年>
12/27NECフィールディング社員の自宅パソコンがWinnyウイルスに感染し、82顧客の情報の情報が流出
12/22CSKシステムズ従業員の個人所有パソコンがWinnyウイルスに感染し、同社主催イベントの案内送付先情報が流出
12/22関西電力社員の個人所有パソコンがWinnyウイルスに感染し、関係会社の原子力に関する業務情報が流出
12/19NTT東日本社員の自宅パソコンがWinnyウイルスに感染し、法人顧客情報と社員情報が流出 >> 詳細
11/25JR西日本員の自宅パソコンがWinnyウイルスに感染し、顧客情報と社員情報が流出
10/7アフラック販売代理店が所有するPCがWinnyウイルスに感染し、顧客情報が流出
9/22野村インベスター・リレーションズ社員の個人所有のパソコンがWinnyウイルスに感染し、メールマガジンの購読希望アンケート回答者の個人情報が流出
9/16九州電力社員の個人パソコンがWinnyウイルスに感染し、火力発電プラントに関する技術資料などが流出
8/30三菱重工業協力会社技術者の個人のパソコンがWinnyウイルスに感染し、三菱重工業高砂製作所用タービン(原子力発電所のタービン含む)、水車等に関する検査関連情報などが流出


これは企業がWebサイトで情報を公開し、その原因がWinnyのウイルス感染による、と公表しているものだけをリストアップしたため、一般に報道されたり、Winnyウイルスの疑いがもたれているものなどは除いてある。Winnyの暴露ウイルスが社会問題になっている昨今、きちんとした情報を公表していない企業は、より悪質である。特に自治体や省庁、学校、病院、原発、自衛隊などからも情報が流出していたことは付け加えておきたい。
«ネットバンキングで32桁の暗証番号 | 個人情報漏洩のリスクに備えるために»

「Winnyウイルス感染史」へのトラックバック

「Winnyウイルス感染史」へのコメント




保存しますか?


目次
新着情報
月別アーカイブ
PAGE TOP