インターネット セキュリティ システムズ社のリリースによると、同社製品に対してWinnyの通信検出機能を追加すると発表した(2/17)。クライアントPCにソフトをインストールすることにより、自宅に持ち帰っても検知することができるという。
Winny検知システムについては、例えばネットエージェント社のOne Point Wallでは2004年5月には既に実装されており、新しいソリューションではない。ただし、昨今Winnyが原因となって情報流出事件が多発しているのは
「Winnyウイルス感染史」でも取り上げたばかり。それ以降も続々と事件が発生しているので、ついでにまとめておく。
| 2月13日 | 受刑者や被告の個人情報が1万件以上流出。刑務官が自宅に持ち帰ったPCがWinnyウイルスに感染したとみられる |
| 2月9日 | 各務原市消防署職員の自宅PCがWinnyウイルスに感染し、1300人分の職員名簿が流出 |
| 2月8日 | 郵便局員の個人PCから顧客リストなどが流出。Winnyウイルスに感染したのが原因とみられる |
| 2月2日 | 教諭の個人用PCから神戸私立学校の生徒196名分の個人情報が流出。Winnyウイルスに感染したのが原因とみられる |
| 1月27日 | 広島県大野浦病院勤務の看護助手の個人PCがWinnyウイルスに感染し、患者情報が流出 |
| 1月26日 | 愛媛県議の自宅PCがWinnyウイルスに感染し、3万人の有権者名簿や後援会名簿などが流出 |
全国各地で被害の様子が見て取れるが、こうしてみると最近は企業よりも公的機関からの流出が多いようだ。まだまだ危険性が認知されていない、教育が行き届いていないということが一番の原因だろうが、上述のような検知システムを導入するなどした方が良いと言えそうだ。