相変わらずWinnyによる情報流出事件が相次いでおり、ようやく私有PCやWinnyの使用禁止の動きも出てきているようだ。だが、情報を流出させるのはWinnyの暴露ウイルス「Antinny」だけではない、というニュースを一つ。
2月末に発見された「山田オルタナティブ」というウイルスは、パソコン内部の情報すべてがネット上に流出する可能性があるほか、「RBOT」などのウイルスでもパスワードやライセンスキーを盗み出す機能があるという(3/9 日経産業新聞)。
山田オルタナティブは、感染したPCをWebサーバーとしてハードディスクの全データをネットに公開し、メールの添付ファイルやWebサイトからのダウンロードでも感染するという(INTERNET Watch 3/3)。もともと「山田ウイルス」と呼ばれる2チャンネルにランダムで書き込むウイルスが名前の由来と言われている。
ただし、相手はウイルスなので、ウイルス対策の定石を守っていれば痛い目に遭うことはない。つまり、ウイルス対策ソフトの導入、ウイルスパターンの更新、怪しいファイルを開かない・ダウンロードしない、といった一連の対策である。基本的な対策があってこそ、高額なセキュリティシステムも生きてくるのだ。