フィッシングだのWinnyだので日本のセキュリティ対策はまだまだだ、というようなイメージがあるが、じゃあアメリカは実際どうなのよ、という疑問に答える記事があった(MYCOM PC WEB 3/17)。米国連邦下院議会が公表したレポート「2005 FISMA Report Card」として、連邦政府機関の総合的なセキュリティレベル評価は平均「D+」で、24の政府機関のうち8機関に落第評価「F」が付けられたという。
複数の報道から評価をまとめると、以下の通り。
A+…労働省(DoL)、社会保障局(SSA)、国際開発局、人事管理局、環境保護局
C-…運輸省
D…司法省
D--…原子力規制委員会
F…国防総省(DoD)、国土安全保障省(DHS)
問題は何をもって評価しているかだが、連邦情報セキュリティ管理法(FISMA)によって下院に提出される報告書に基づいて評価したという。書類上の評価に過ぎず、評価意義を疑問視する声もあるが、まあ実際参考程度のものだろう。例えば国防総省や国土安全保障省という根幹の機関がなぜ低いスコアなのか、その部分が重要だが、その情報は出てきていない。ただ、評価方法が何であれ、米国の重要機関のセキュリティが予想以上に低いらしいということは注意して見ておいた方が良いかもしれない。