証券取引所もWinny被害:トピックス:セキュログ―セキュリティの最新動向
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(2006.03.19)
証券取引所もWinny被害

ここまで来ると、危機管理の薄さというよりWinnyユーザの層の厚さの方が驚きである。今度はジャスダック証券取引所の取引システム技術に関する情報が流出したという(毎日新聞 3/19)。システム開発に関わった者(日立製作所という報道だが)のパソコンがWinnyの暴露ウイルスに感染したと見られているようだ。

流出したのはデータベースサーバに関する設定手順や運用資料、作業スケジュール、メールアドレス一覧などらしい。今年1月に新システムに移行しているので影響は低いとのことだが、「環境設定手順書」などというのはかなり情報量の多い資料ではないのか。

影響の大小よりも何より心配なのは、今まで滅多なことでは表に出ることのなかった機密情報(捜査情報しかり、防衛情報しかり…)がいとも簡単に全世界に露出してしまうという恐さである。こうした情報は表に漏れれば漏れるほど国力が弱体化することを意味する。民間とは言え業務情報の流出も同じである。例えば特許技術や社外秘の情報が流出すれば、たちまち国際競争力を失いかねないのだ。日本自らが自滅し、丸裸にされていく事態だけは避けなければならない。

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