パソコンのデータを人質に脅迫する手口については、以前も紹介した。今までの手口はファイルを暗号化し、元のデータに戻すことをネタにゆするものが多かったが、今回発見されたのは、ファイルをパスワード付きZIP圧縮ファイルにし、パスワードを教えることを条件に金を要求するプログラムである(IT Pro 3/14)。このようなウイルスは「ransomware」と呼ばれ、今回のウイルスの名称は「Cryzip」だという。拡張子が.jpg, .xls, .doc, .txt, .zipなどのファイルを
見つけるとZIPファイルに変えてしまうらしい。
手口自体は新しくはなく、同報道によると既に1989年には登場していたらしいが、それだけ「簡単な」手口であるということが問題だ。目的が「金銭」ではなく、「パスワード」や「個人情報」だったら、と考えるとその恐怖は倍増するのである。