住基ネットに対するセキュリティ不安は再三指摘されていたが、住基ネット訴訟などでも国の政策に協力すべきという判断が主流になりつつある。これまで住基ネットのセキュリティと言うと不正アクセス対策を中心に考えられてきた節があるが、Winnyの悪夢からは逃れることが出来なかった。
北海道斜里町職員の自宅PCがWinnyウイルスに感染し、コミュニケーションサーバーや端末の不備を修正するマニュアル、セキュリティホールについての通知文などの内部資料が流出したらしい(毎日新聞 3/29)。ファイルにはパスワードの入力方法が書かれており、つまりパスワードも流出していたと見られる。
同報道が伝える斜里町の会見内容を読む限り、危機意識はあまり感じられず、のんびりした印象すら受ける。国のセキュリティ対策担当者らが全国行脚をして地道に啓蒙活動をしていくなどしないと、末端の現場にまではなかなか伝わらないのだろう。