次世代の暗号がオープンソースで利用できる、として大きく報道されたのが、NTTと三菱電機が共同開発した「Camellia」という暗号アルゴリズムである(ITPro 4/14)。
Camelliaは鍵長が128・192・256ビットの3種類ある共通鍵暗号アルゴリズムで、2005年7月にはSSL/TLSの標準暗号アルゴリズムの一つに採用されているという。基本特許については既に無償化されていたが、基本特許無償許諾契約を締結しなくても利用できるようになったほか、高速化処理が施されたソースコードが公開される模様。ソフトウェアにもハードウェアにも適した実装が可能というのが特徴だ。
Camellia自体は2000年3月に開発されていたので、決して新しい話題ではない。報道によると、ソースコードはC言語版とJava版公開されているということで、同言語に精通したプログラマならすぐにでも暗号機能を実装できると思われる。セキュリティの世界でオープンソースといえば、侵入検知/防御システムのSnortなどがあるが、あまり多くはない気がしていただけに、楽しみなニュースだ。