10月4日、東京プリンスホテルで開かれたSECURITY SUMMIT 2005 Fallに参加した。
Red Hat Linuxの方が脆弱性が多いことをアピールする演出もさる事ながら、興味深かったのはIE7のセキュリティの新機能である。
その内容は、フィッシングフィルタ、ActiveX Opt-in(ActiveXのダウンロードを制限する機能)、保護モード(悪意のあるソフトウェアの実行を防止する機能)など。これらは信号のようなGUIで表現される。
まず、ActiveXがインストールされる場合には、青色の警告バーが表示される。またフィッシングサイトの恐れのあるサイトに行くと、アドレスバーが黄色に、確実なフィッシングサイトの場合は赤色になるのだ。

ユーザーにとってインターネットの入り口部分(物理的な意味ではなく)であるWebブラウザでこうした分かりやすい対策が取られていくのは良いことである。
また、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も公開された。名前は陳腐だが、Blaster、Sasser、Mydoomなどの名だたる偉大なウイルスたちのスキャン・駆除ができる、つまりアンチウイルスソフトの一種である。最近問題になったEsbot、Zotob、Bagle、Rbotなども対象になっている。毎月第2水曜日にツールは更新されるとのことだ。
マイクロソフトがセキュリティ対策に本腰を入れてきたのは評価できる。今やセキュリティ対策など当たり前の時代、もっとも基本的なセキュリティの機能ぐらいは、OSレベルでサポートして欲しいものだ。それはこれからのOSにとって、OSとしての必要最低限の機能だと、私は思っている。