またしても「Share」が事件の舞台となった。
陸上自衛隊の地対艦誘導ミサイル(SSM-1)の内部教育用資料がShareを通じて流出したという(毎日新聞 5/12)。ミサイルの内部構造図、射撃準備の所要時間、SSM配備部隊の所在地、電子戦器材の性能一覧など、極めて機密性の高い情報が流出したと見られている。
流出元だが、死亡した隊員の自宅PCを遺族が使用し、しかもShareを使用してしまったため、事故が起こってしまった模様。
防衛庁は情報流出の再発防止策を公開していたが、それでも再発してしまった原因としては、次のような点が考えられるのではないか。
・Winnyに対しての対策は実施したが、「Share」に対する認識は不足していた。
・「元隊員の遺族」という現役自衛官以外の情報保持者(情報を保持している可能性のある者も含めて)にまでは再発防止策の周知徹底がなされていなかった。
Winnyで連鎖的に流出が発覚したように、これは一般企業にとっても人事ではない。早急な対策が必要である。